FIFA ワールドカップ 2026 スウェーデン代表メンバー
FIFA ワールドカップ 2026 スウェーデン代表メンバーは、スウェーデンサッカー協会が2026年5月12日に発表した26名の選手で構成される。アーセナル所属のFWヴィクトル・ギェケレシュとリヴァプール所属のFWアレクサンデル・イサクを中核に据えた攻撃的な布陣が特徴で、グレアム・ポッター監督のもとで再建を遂げた北欧の雄がいよいよ北中米の舞台に登場する。本大会ではグループFに配置され、チュニジア、オランダ、日本と同組に入っており、スウェーデン代表にとって2018年ロシア大会以来2大会ぶり、通算13回目のワールドカップ出場となる。
本大会出場までの経緯
欧州予選グループBではスイス、コソボ、スロベニアと同組となったが、0勝2分4敗という大不振で最下位に沈んだ。しかし、2026年大会から導入されたUEFAネーションズリーグの成績上位チームに与えられる「NL枠」によってプレーオフ出場権を獲得。2025年10月に就任したイングランド人のグレアム・ポッター監督のもとで立て直しを図り、プレーオフではウクライナ代表とポーランド代表を連破して本大会出場権を掴んだ。プレーオフの2試合でギェケレシュが4得点を挙げたことが決め手となり、崖っぷちから本大会の切符を手にした。
スウェーデン代表メンバー26名
2026年5月12日発表の最終メンバーは以下の通り(所属クラブは発表時点)。
| ポジション | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| GK | ヴィクトル・ヨハンソン | ストーク・シティ(イングランド) |
| GK | クリストファー・ノルフェルト | AIK(スウェーデン) |
| GK | ヤコブ・ヴィデル・ゼッターストローム | ダービー・カウンティ(イングランド) |
| DF | ヤルマル・エクダル | バーンリー(イングランド) |
| DF | ガブリエル・グドムンドソン | リーズ(イングランド) |
| DF | イサク・ヒエン | アタランタ(イタリア) |
| DF | エミル・ホルム | ユヴェントス(イタリア) |
| DF | グスタフ・ラーゲルビエルケ | ブラガ(ポルトガル) |
| DF | ヴィクトル・リンデロフ | アストン・ヴィラ(イングランド) |
| DF | エリック・スミス | ザンクト・パウリ(ドイツ) |
| DF | カール・スタルフェルト | セルタ(スペイン) |
| DF | エリオット・ストラウド | ミャルビー(スウェーデン) |
| DF | ダニエル・スペンソン | ドルトムント(ドイツ) |
| MF | タハ・アリ | マルメFF(スウェーデン) |
| MF | ヤシン・アヤリ | ブライトン(イングランド) |
| MF | ルーカス・ベリバル | トッテナム(イングランド) |
| MF | アレクサンデル・ベルンハルドソン | ホルシュタイン・キール(ドイツ) |
| MF | イェスパー・カールストローム | ウディネーゼ(イタリア) |
| MF | グスタフ・ニルソン | クラブ・ブルージュ(ベルギー) |
| MF | マティアス・スパンベリ | ヴォルフスブルク(ドイツ) |
| FW | アントニー・エランガ | ニューカッスル(イングランド) |
| FW | ヴィクトル・ギェケレシュ | アーセナル(イングランド) |
| FW | アレクサンデル・イサク | リヴァプール(イングランド) |
| FW | ベンジャミン・ニグレン | セルティック(スコットランド) |
| FW | ケン・セマ | パフォス(キプロス) |
| FW | ベスフォルト・ゼネリ | ユニオン・サンジロワーズ(ベルギー) |
注目選手
攻撃陣のツインエースとして期待されるのが、FWヴィクトル・ギェケレシュとFWアレクサンデル・イサクである。ギェケレシュはアーセナルに所属する187cmの長身ストライカーで、スピード・テクニック・フィジカルを兼ね備えた万能型のセンターフォワードであり、2025年には年間通算63得点を記録してゲルト・ミュラー・トロフィーを獲得するなど、世界屈指の得点力を誇る。イサクはリヴァプール所属で、左足首の骨折による長期離脱から復帰を果たし本大会入りを実現。192cmの長身ながらスピードと技術を兼ね備えたセンターフォワードであり、2人の強力なFW陣の競演がスウェーデンの最大の武器となる。中盤ではヤシン・アヤリ(ブライトン所属)が創造性を担い、守備ラインではヴィクトル・リンデロフ(アストン・ヴィラ)が統率役を果たす。
ポッター監督の戦術
指揮を執るグレアム・ポッター監督は、イングランド出身でチェルシーやブライトンを率いた経験を持つ。スウェーデン代表では従来の緻密なポゼッション志向からの転換を図り、より直接的で実践的なスタイルを採用している。プレーオフのウクライナ戦とポーランド戦では、ボール支配率を高めるよりもFW陣のスピードを活かしたダイレクトなプレーを優先し、4-4-2ベースのフォーメーションから状況に応じて3-4-3に移行する柔軟な戦術変更も見せた。FIFAランキングは42位ながら、前線の破壊力と組織的な守備が噛み合えばグループ突破も十分に視野に入る。
グループFの対戦相手と日程
FIFA ワールドカップ 2026のグループFは、日本・オランダ・チュニジア・スウェーデンの4カ国で構成される。スウェーデンは現地時間6月14日にチュニジアと初戦を迎え、6月20日にオランダ、6月25日に日本と対戦するスケジュールとなっている。日本代表にとってはグループステージ第3節の相手であり、両者にとってW杯本大会での初対戦となる。過去の通算対戦成績では日本の1勝3分1敗(日本の勝利は1936年ベルリン五輪)であり、歴史的に見ても一筋縄ではいかない顔合わせとなる。
スウェーデンのワールドカップ史
スウェーデンのワールドカップ最高成績は1958年の準優勝であり、自国開催の同大会では地元ブラジルに決勝で敗れた。1994年のアメリカ大会では3位入賞を果たし、今回と同じ開催地での活躍が記憶に残る。2018年ロシア大会ではベスト8進出を達成したが、2022年カタール大会は予選敗退という屈辱を味わった。今大会は2大会ぶりの舞台復帰となり、若き攻撃陣を擁するチームが北欧サッカーの存在感を再び世界に示せるかが焦点となる。プレーオフ突破の勢いをそのままに、かつての栄光を超える活躍が期待される。
グループF各国の戦力比較
グループFはFIFAランキング上位のオランダ(20位前後)を筆頭に、日本(17位前後)、スウェーデン(42位)、チュニジアが争う混戦模様のグループである。オランダはフィルジル・ファン・ダイクを中心とした堅守と個の質で抜け出す存在と見られるが、スウェーデンのギェケレシュ・イサクのツインタワーは欧州屈指の破壊力を持つ。日本代表との第3節は両チームにとって決勝トーナメント進出を懸けた事実上の天王山になる可能性が高く、グループFの帰趨を左右する一戦として注目を集めている。
日本代表との対戦ポイント
スウェーデンの長身選手の多さはグループF内でも際立っており、中盤やサイドにも高さのある選手を揃えている点が日本代表にとって最大の課題となる。セットプレーや空中戦での競り合いでは圧倒的な体格差が生じるため、久保建英や堂安律ら日本の快速アタッカー陣がいかにスペースを見つけてゴールへ迫れるかが勝敗の鍵を握る。ポッター監督のスウェーデンは予選からの急成長中のチームであるとともに、ギェケレシュ・イサクという世界トップクラスのFW二枚看板を擁しており、油断のできない強敵と言える。
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